フラット35(中古住宅) 適合証明技術者講習

meet desginの中尾です。

今回、フラット35(中古住宅)適合証明技術者講習を受講してきました。今年からフラット35の適合技術者講習は、既存住宅状況調査技術者講習を受けていないと受けられなくなりました。

フラット35(中古住宅)適合証明技術者とは、購入しようと思っている中古住宅、中古マンションがフラット35の規定する中古住宅かを判断する技術者の事です。既存住宅状況調査技術者は2年前にすでに受けていた為、せっかくなので適合技術者講習も受けてきました。すぐに業務ができなく、来年の4月以降に適合技術者として業務ができるようになります。

もし、中古住宅、中古マンションを購入を考えていてフラット35でローンを組みたいと思っている方がいらしたらご相談下さい。

ちなみに、既存住宅状況調査とは最近よく聞くようになりました住宅診断「ホームインスペクション」です。

一般的な住宅診断「ホームインスペクション」は特に資格は無くても実施はできるのですが、建物の不動産取引の際に宅建士が説明する重要事項説明でホームインスペクションを実施したかどうか記載しないといけなく、そちらに実施した事を書けるのは「既存住宅状況調査技術者」の資格を持つ建築士の調査だけです。建築士の独占業務となっています。

また、中古物件を買う際に、実施の有無しか説明しなくてよくホームインスペクションの義務化はされていない為まだ実施する人は少ないです。日本は新築が多く中古物件の取引が圧倒的少ないです。

中古物件が少ない背景には、地震が多い事も言われていますが、築30年前の物件だと、物件にもよりますが確認申請は通っているが完了検査を受けていなかったり、資料が紛失してしまっていたり、ホームインスペクションが普及してない事も言えます。壁の中身(耐震や断熱材など)がよく分からなく購入者も不安になります。今後、そこまで古くなく完了検査が通っている耐震的に問題ない物件が増えてきて、ホームインスペクションも普及してくると思うので今後、中古物件の取引は増えてくるとは私は感じています。

予算が限られている中で中古住宅視野に入れていただければ、予算内で理想の住宅を手を入れられるかもしれません。ぜひ検討してみて下さい。